過去のイベント報告
2012/11/4〜2013/3/3

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2013/03/03  
 さとやま観察会: 冬の野鳥と昆虫の冬籠り (参加18名)
 
 市野谷の森の周辺には、開発途中の空き地が広がりますが、その空き地ではツグミ、タヒバリ、ヒバリなどが
 観察されました。
教習所近くの林縁では、ルリビタキのメスが観察されました。警察署の裏手から市野谷の森に入ると、
 梢ではコゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガなどの野鳥が飛び交っていました。林床には、アカハラ、シロハラ、アオジ
 などが観察されました。
 朽木の中を調べると、ムカデが観察されました。アカムカデの小さい個体のようです。黄緑の鮮やかなウスタビガの
 繭が2つ見つかりましたが、すでに1つは成虫が抜けだした後のようで、もう1つは寄生蜂にでもやられた様で、
 繭に大きな穴が開いており中身は空でした。
 

  
 今年の冬は野鳥の種類が多いとの説明。         ルリビタキ♀が観察されました。

  
 オニシバリの花は冬に咲きます。              ウスタビガの繭です。成虫が出た後の殻でした。
2013/02/03   
 さとやま観察会: 森の手入れと会員交流会 (参加15名)
 
 年に一度の森の手入れです。刈払機と鎌でアズマネザサを刈り、落ち葉を一か所に集めます。
 集めた落ち葉は堆肥となってカブトムシの幼虫が育つでしょう。
 チェーンソーでコナラやクヌギを数本切り倒します。雑木林の中に日の当たるスペースを作って、林床の野草が
 芽を出すのを助けると同時に、クヌギやコナラの萌芽更新を促します。
 作業が終わると、暖かいコーヒーとお菓子で休憩です。今年は岩瀬さんが野鳥の渡りの謎について話していただき
 ました。

  
 アズマネザサを刈って落ち葉を集めます。         刈払機でアズマネザサを一気に刈ります。

  
 作業はどんどん進みます。                  飲み物とお菓子をいただきながら交流会。
2012/12/08
 
 
 さとやま観察会: 冬の野鳥 (参加18名)

 今回のコースは、教習所を回り市野谷の森の裏側に回り、裏側から森の中に入るコースでした。
 オオタカのメス、ノスリ2羽、チョウゲンボウ、オオタカの幼鳥と猛禽が数多く見られました。
 水道局駐車場ではマヒワの群れも見られました。本日の確認種29種類。

 浅川さんより、今回、鳥類目録が改訂により新しい「流山市野鳥リスト」に変えたことの説明。
 従来ハヤブサ科はタカ科の次に分類されていましたが、DNA研究成果などによりハヤブサ科はキツツキ科の方が近いと
 いうことになったとのこと。スズメは今までハタオリドリ科であったが、今回からスズメ科として独立しました。


  
 普段あまり入らない市野谷の森の裏側。          大きなぶよぶよしたキノコ。

  
 珍しいマメガキが熟していました。              オオカシの木の横で野鳥を探します。 
/ 2012/11/04  
 大人の遠足: 北本自然公園 (参加14名)
 
 NPOさとやま設立10周年記念行事として、埼玉県北本自然観察公園に大人の遠足に行ってきました。
 北本自然観察公園は、「里地里山」の自然環境を残しながら、野生の生きものがくらしやすいよう、また来園される方が
 自然に親しめるように整えられた公園で、32.9haの広さがあります。市野谷の森自然観察公園が開設された際には、
 こんな公園にしたいと思うお手本となるような公園です。
 自然観察指導員の高野さんの案内で、園内の自然を丁寧に紹介していただき、参加者一同大いに満足しました。
 
  
 高野さんは公園の生き物の案内人です。          竹筒にドロバチの仲間が巣を作っていました。

  
 ハンノキに産み付けられたミドリシジミの卵を観察。    園内には多くの野鳥もいました。