過去のイベント報告
2014/04/06〜2014/09/07

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2014/09/07    
 さとやま塾: オオタカの森を守る (参加19名)
 
 今年のさとやま塾は、市野谷の森のオオタカを初めとする貴重な生物たちを守っていくための仕組みについて
 話し合いました。さとやまの理事から、市野谷の森に生息する生物の現状、公園計画の現状、地権者や周辺自治会なども
 含めた協議会の構想について報告した後、日本自然保護協会の高川晋一氏より生物多様性を維持するための法規制や
 行政・民間のサポートについてお話がありました。

  
                                    市野谷の森のオオタカの繁殖状況についての報告

  
                                    日本自然保護協会の高川氏
2014/08/02    
 さとやま観察会: ホタルと夜の生き物 (参加57名)
 
 西初石小鳥の森には、たくさんのヘイケボタルが乱れ飛んでいました。ヘイケボタルの成虫の寿命は1週間ほどで、
 短い時間に交尾の相手を探します。初めて見るホタルに子供も親も歓声を上げていました。
 セミの脱皮はヒグラシの2個体とアブラゼミ1個体だけでしたが、透き通った翅が美しく、昆虫の成長の神秘が実感できました。

  
 2014/08/02   
 ケビンショートさんのオオタカの森探検ツアーと花の仕組み観察会 (参加約90名)
 
 ケビンさんのオオタカの森探検ツアーでは、市野谷の森で子供たちがクワガタやヒグラシなどの昆虫を見つけました。
 森の中に入るのは初めての子供が多く、コウガイビルやザトウムシのような珍しい虫に驚いていました。
 森から出てきてから、子供たち自ら、サクラ、ケヤキ、シラカシといった樹木の枝でペンダントを作りました。
 午後からは、室内で花の仕組みの観察会です。小さな花を虫眼鏡でじっくり観察して、スケッチブックに写生をします。
 ヤブニラミ、ヘクソカズラ、ワルナスビ、ヒルガオ、クサギといった花のおしべやめしべを観察しました。

  

  
 2014/07/20   
 さとやま観察会: 水辺の生き物親子観察会 (参加35名)

 新川耕地で水辺の生き物観察会を行いました。田んぼの小川でメダカやフナやカエルを追いかけます。網を初めて使う
 子供たちも、だんだん慣れてくると小さな生き物たちがいっぱい取れました。
 教室に帰って今日捕まえた生き物を観察します。新川耕地は、メダカがたくさん生息するこのあたりでは珍しい田んぼです。
 その他にも、ギンブナ、ゲンゴロウブナ、ドジョウ、ヌマエビ、スジエビ、ニホンアカガエル、トウキョウダルマガエル、ヌマガエル
 など確認できました。

  

  
                                   こんな大きなギンブナも生息しています。
 
2014/07/06   
 さとやま観察会: 昆虫の観察会 (参加25名)
 
 会員と一緒に親子昆虫観察会です。虫取り網でどれだけの虫が捕まえられるかな?森の中ではオオヒラタシデムシの幼虫、
 ザトウ虫、ミミズ等、いろんな種類の森の掃除屋さんがいました。昆虫の死骸や土を綺麗にしてくれます。子供たちは子供たちの
 低い目線で小さな花についた虫を次々発見しては先生に質問しています。ニホンアカガエルやヒキガエルもいました。開けた
 原っぱで子供たちは、トノサマバッタや虫捕りに挑戦です。花畑では、黒い羽根のジャコウアゲハがウマノスズクサの葉に
 産み付けた卵や幼虫が観察できました。また、今年初めて、セミの鳴き声を聞きました(ニイニイゼミ、ヒグラシ)
 暑い夏がこれからです。


  
                                   ヒメジョオンの花先に作られたトックリバチの巣でしょうか?
                                   こんなところに、風に揺られて落ちないかしら?


  
 木の高い所にいたカブトムシをお父さんが見つけて捕ってくれました。
2014/06/01    
 さとやま観察会: チョウの観察会 (参加17名)
 
 市野谷の森の林縁を歩いてチョウの観察をしました。すでに樹液を出しているコナラの木にはサトキマダラヒカゲが
 群がっており、林の高みをアカボシゴマダラ(ただし中国原産種)が飛んでいきました。またクリの白い穂状の花には
 イチモンジチョウ、コミスジ、ルリシジミなどが集まる一方、ネズミモチの花にはメスグロヒョウモンという珍しい
 チョウの♂が来ていました。メスグロヒョウモンは市野谷の森では初めての確認で、過去10年余の確認種はこれで
 57種になりました


  
 キタテハ                             クリの花に集まるチョウを観察

  
 コミスジ                              メスグロヒョウモンの♂
 
2014/05/04
 さとやま観察会: 春の野鳥観察会 (参加25名)

 西初石小鳥の森から大畔を抜けて市野谷の森に戻るコースです。西初石小鳥の森の前の茂みでエナガのお出迎えでした。
 ジュリッジュリッと可愛らしく鳴いて枝から枝へ休みなく動き回っています。大畔から市野谷にかけて、カワラヒワ、シジュウカラ、
 ハクセキレイ、モズなどが観察できました。市野谷の森の中では、あちらこちらでキンランが満開でした。
 市野谷の森の出口では、キビタキの複雑で美しいさえずりと黄色と黒のあざやかな姿を観察できました。
 キビタキも昔は市内各所で見られたそうですが、今では珍しい野鳥になりました。

  
 大畔の里山風景                        羽を温めるベニシジミ

  
 森の中のキンラン                       オオカシの木の前で
2014/04/06
 さとやま観察会: 春の野草観察会 (参加16名)

 久しぶりの市野谷の森での野草観察会でした。 タチツボスミレ、アカネスミレなどが見られました。
 数種類の木イチゴの花が咲いていました。 朝には咲いていなかったニリンソウが、暖かくなった昼近くには咲いているのが
 観察できました。

  
 水道局前の道路                        ニリンソウ